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石西礁湖 [カヤック]

このラグーンは、石垣島と西表島の間にある日本最大のラグーンです。

竹富島に20年近く通った私は毎年、夏、あるいは夏と春はここに潜っていました。
かなりの回数カヤックも漕いでいました。

竹富島を一周したり、竹富島から10km先の小浜島に漕いで渡り、レンタサイクルで観光したり、12km先の黒島に行き、豊年祭を見て帰ったり、西表島の由布島という観光の島まで行ったりと思いでたっぷりの場所です。
その他にも、民宿のお客さんが多数、民宿の船に乗る場合は定員オーバーとなるため私がカヤックで先に漕いで目的地に行き、帰りは船をカヌーで追いかけるとか、なかなかキツイ経験もさせてもらいました。

広いラグーンですが、今でもあのポイントと言われれば、よく潜ったポイントまでは漕いで行く自信はあります。
ただし、晴れていないと無理。
海の下のサンゴ礁の地形が読めないので。

同じように、大潮の引き潮になるとカヌーでもラグーンの中を漕ぐのは一苦労というか、大潮の引き潮になると竹富島には帰れません。
鋭く尖ったサンゴに船艇が刺さり、動かなくなり、ファルトはズタズタに切れてしまいます。

引き潮になると竹富島の西桟橋辺りはこんな感じ。
これでも大潮ではありません。
こうなると、漁船は出航出来ません。
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でも、昔、刳(くり)船という原始的な帆掛け船で西表島と竹富島を米を作るために往復していた民宿のお父さんに聞いた航路は覚えているので、そこは多分ですが通れると思います。

ここは、竹富島から5km西にあるサンゴのかけらで出来た浜島。
背景の島は、西表島。
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でもな、行きたい気持ちとサンゴが壊滅的に駄目になったと聞いているので見たくない気持ちも

昔、知り合いになった海洋生物学の先生が、当時のオニヒトデの退治作業を、あれは金の無駄遣いですよ!と言ったことが新鮮でした。
あんな人でと、金を使ってもオニヒトデを全滅させることは出来ないので、放って置いて全部、食べさせれば良いんです。
そうすれば、オニヒトデは居なくなり、新しい卵がオーストラリアなどから流れてくるから再生できるんです、と。

でも、この先生も現在の地球温暖化の急な流れは予測できていなかったようですね。
現在は海水温の上昇でサンゴが生息できない海域になりつつあるようです。

でも初めてサンゴが海水温の上昇で白化した後をみたことがありますが見事にキレイでした。
しかし、一週間程度で藻が付いて茶色になっていましたが。
初めは薄いピンクや緑、青で次に完全に白くなり・・・

そんなことも見てきたし、サンゴの卵が海中を彷徨っている様も石垣島の米原で見たし、もう、良いか。
他の風景をみたいな。

後ろに映る島は、黒島。
場所は竹富島の西桟橋、その先の浜は、コンドイビーチ。
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