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世界の平和は地理から! [その他]

というのは、私が高校生時代の地理の先生の合言葉?!

そんな地理が高校の必修科目から50年近くも外れていたことを『タモリ倶楽部』で知りました。
2022年から必修科目に復活ということなので、私が高校を卒業した時からそうなっていたんですね。

基本、勉強嫌いな私はこの先生の授業は好きでした。
何故かといえば、教室を離れた授業を時々、織り込んでくれていたからです。

私の通っていた高校は小田原の駅の西側にある八幡山という小高い山の上にあり、駅からはすぐに急坂を登り、その先には100段坂という120段以上の階段を上る先にありました。
その奥は小田原市の陸上競技場やテニス場があるだけで、後はミカン山といった立地。
当然、この100段坂は運動部が利用することになります。
ここを何往復も駆け上ったり、うさぎ跳びで上がったり
私はそんな姿を横目に帰宅部でしたが、階段を降りる直前に眼下の相模湾を見渡すと天候が予想できました。
台風が来る何日か前には海の色が晴れていても暗くなってくるんですよね。

百段坂 1.jpg
50年経ったら百段坂の両側に家が建ち、その家に行くための道もできて様変わり!!

そして、「世界の平和は地理から」という地理先生に拠ると高校の周囲の森は、日本最北端の亜熱帯樹林とのことで、その中を歩き回ったり、陸上競技場とミカン山の間には、小田原城の最も外側の空堀が残っているということで、その場所も見学に行ったりといった具合。
運動部のランニングの際にミカンを取って食べる奴がいると農家からクレームが入ると聞いていました。

http://www.scn-net.ne.jp/~yanya/komineoohorikiri.htm

空堀.jpg

さすが北条早雲! 都市をそのまま城郭とし、その一番外側は箱根の山の山裾の空堀という鉄壁な守りでその一端を勉強した時間でした。
ちなみにこの空堀は城の西側で東側は酒匂川とという神奈川第二の川という防御態勢。

高校からは、豊臣秀吉の一夜城跡も見ることができますが、山の下にある小田原競輪場のジャンの音も聞こえてきました。



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