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福羽イチゴ [地域]

2週間振りに実朝の首塚にある農産物直売所へ

目的は『わさび菜』を購入するため。
この葉っぱ、気に入りました。
脂っこいツマミにこれがあれば無限ループで食べられます。
直売所には野菜の種も売っていたので、このわさび菜の種を探したのですが、残念ながら見つからず。
でも、物はあったので、100円/束を2束 購入。

すると隣に並んでいたイチゴが気になり、思わず購入。
帰宅後、食べてみるととても美味しいイチゴでした。

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イチゴは種が入れ歯に入って痛いということで我が家ではここ数十年ほとんど食べたことがありませんでした。

しかし、昔は冬にはよく食べていました。
というのも母親の実家は農家をしていたのですがイチゴは主要生産品となっていました。
お爺さんが始めたらしいのですが、そのイチゴの品種は『福羽イチゴ』と聞いていました。

https://fng.or.jp/shinjuku/2018/07/19/post_1176/

このイチゴは寒さに弱いため冬場は静岡県の久能山で越冬させ暖かくなると持ち帰り植え直していたようです。
よって、イチゴ畑は久能山のそれと全く同じ仕組みで、土手盛にコンクリブロックを被せ、まだ、霜が予想される場合は、その上に障子を嵌めて寒さを防いでいたので、その作業は大変だったようです。

そんなことはまったく理解していない小学生の頃の私はどんぶりにいっぱいイチゴをもらい潰して、砂糖をいっぱい掛けて食べていました、ときには、牛乳を入れて。

当時は。『福羽イチゴ』はブランド品だったらしく、お爺さんの自慢は、新宿 高野フルーツパーラーに並ぶことだったとか。
そんなイチゴを潰して砂糖を掛けて、掻きこむってのは孫じゃなかったら怒られるよね。

なんてことをイチゴを食べながら思い出していました。

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